« ラフマニノフ ある愛の調べ | トップページ | ザ・ウィンザーホテル洞爺リゾート&スパ - 食事編 »

2008年4月20日 (日)

ルノワール

私は絵画ではルノワールが一番好きで、その中でもこのブログのトップページに使用している「ピアノの前の少女たち」(1892、オルセー美術館蔵)が特にお気に入りです。

この絵は国家からの依頼で作成され、国家買取となったものですが、同じモチーフの絵が複数あり、いくつかの美術館で所蔵されています。一昨年にフランスへ行ってきた際にオルセー美術館版とオランジュリー美術館版を見てきました。

オルセー美術館版「ピアノの前の少女たち」

Piano_orsay

オランジュリー美術館版「ピアノの前の少女たち」

Piano_orangerie

私はオルセー版が好きですが、皆様はいかがでしょう。

フランスでは多くの美術館で写真撮影ができます(フラッシュは不可)。ルーブル美術館では一部フロアが撮影禁止になっていたものの、それでもかなり開放されているため、後で写真を見ながら振り返って楽しむことができていいです。なぜ日本では撮影不可なのでしょうか?マナーのレベルがヨーロッパなどと比較すると低いからでしょうか?

さて、ルノワール好きということで、渋谷のBunkamuraで開催中の「ルノワール+ルノワール展」に行ってきました。撮影は不可なので、フランスで撮ってきた写真から展示作品を一部お見せします。

下の写真は「田舎のダンス」と「都会のダンス」(1883、オルセー美術館蔵)です。

Dance

オルセー美術館ではこのように並べて飾られています。左側の「田舎のダンス」は垢抜けない感じの二人がぎこちなく踊っていますが、とても表情は楽しそうです。右側の「都会のダンス」は来ているものから身のこなし、表情まで洗練された雰囲気です。この対比が面白い作品だと思います。ただし、「ルノワール+ルノワール展」に来ているのは左側の「田舎のダンス」だけです。どうせなら両方持ってくればいいのに、と思いました。ちなみに「田舎のダンス」のモデルは後のルノワール夫人、アリーヌです。

次の絵は「ガブリエルとジャン」(1896、オランジュリー美術館蔵)です。

Jean

ガブリエル(大人の女性のほう)は妻アリーヌの従姉妹、ジャン(子供)はルノワールの次男で後に映画監督として名を馳せる人です。「ルノワール+ルノワール展」の一人のルノワールがこの子というわけです。

「ルノワール+ルノワール展」、企画としては面白いと思います。父ルノワールの絵画のほかに、子ルノワールの映画も上映されていましたが、狭くて人が多くゆっくり見ていられないのが難点でした。3月にプライベートビューイングに参加できる機会があったのですが日程が合わず行けなかったのが悔やまれます。

Kind Regards,

ブリュレ

« ラフマニノフ ある愛の調べ | トップページ | ザ・ウィンザーホテル洞爺リゾート&スパ - 食事編 »

文化・芸術」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« ラフマニノフ ある愛の調べ | トップページ | ザ・ウィンザーホテル洞爺リゾート&スパ - 食事編 »