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2011年8月10日 (水)

宿命~後篇

今ではすっかり様変わりしてしまった吉浜海岸で遊んだりして、家族全員で楽しい夏休みの一時を過ごしました。

8月10日、日曜日。

夕方に東京に帰る予定でしたが、父は持病の喘息で苦しい様子でした。祖父母も母ももう一日泊って病院に寄ってから帰ればいいと言っていたのですが、父は月曜日には仕事があるから、と無理してでも帰ることになりました。生真面目な父でした。

父の運転で午後6時頃に湯河原を出ましたが、渋滞で2時間ほど経ってもまだ小田原市街に入る手前。父も限界に達し、

「救急車を呼んでくれ」

と息切れ切れに言い、今はない飲食店「舞網」の駐車場に車を入れました。母が店に駆け込み、救急車を呼んでもらいました。

救急車の到着、その後の病院探しは実際にどのくらいの時間がかかったのかは分かりませんが、とても長く感じました。

救急車内で私が父の肩に手を添えたところ、

「苦しいから触らないでくれ」

と、父はかすかな声で言いました。とても申し訳なさそうな表情だったのを覚えています。

小田原市内の病院に着いたときには父は意識不明で救急隊員に抱きかかえられて診察室へ運ばれました。

気道切開し酸素吸入、心臓マッサージなどを行った甲斐もなく、帰らぬ人となりました。享年40歳。私が11歳の誕生日を迎えたちょうど1週間後でした。

いつもどおり、父は湯河原に行かなければこのようなことにはならなかったのかもしれません。行ったとしても、もう一日休んでいれば助かったのかもしれません。これが宿命なのでしょうか。

父よりは長生きしている私。いったいどのような最期を迎えるのか・・・

Kind Regards,

ブリュレ

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コメント

御尊父様のご逝去を悼み謹んでお悔やみ申し上げます、合掌

ダメおやぢ様、

ありがとうございます。

湯河原は思い出深い土地なので、久しぶりに海石榴にでも
行ってこようかな?なんて思っています。

ブリュレ兄さん、

ところで、菊華荘のレポートはいつですか?

ダメおやぢ様、

箱根の旅のレポートの予定は、

 8/13(土):「ザ・フジヤ」のランチ
 8/14(日):「菊華荘」の部屋&風呂
 8/15(月):「菊華荘」の夕食&朝食
 8/16(火):帰り道

となっております。

あまり時間がなさそうなので、簡単なレポートに
なりそうですが、ご高覧くださいませ。

ブリュレ兄さま

明日から連載pencil開始ですね、楽しみheart02
待ってsandclockおります。

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