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2014年7月

2014年7月23日 (水)

祇園祭 - 山鉾巡行

祇園祭の山鉾巡行は25年ほど前に一度だけ、「辻回し」が行われる河原町御池の交差点で見たことがあります。

でも、その時は2つの事件で気が散って、あまり祭りに集中できませんでした。

一つ目の事件。見物客は歩道に入って見ることになっていて、車道には出ないように警官も見回りをしていました。歩道はラッシュ時の満員電車のように大混雑でしたが、歩道から山鉾巡行を待っていました。

すると、70歳くらいの夫婦とその子供夫婦らしき4人組が車道に出て座って見物を始めました。それに気付いた警官が物腰柔らかく歩道から見るようにお願いすると、息子らしき40歳くらいの男が

「あっちでも車道に出ているじゃないか。」

と、反対車線に出ている数人を指して言いました。ほとんどすべての人が歩道にいるというのに。

「ガキか、このクソ親父。おまわりさん、拳銃で撃っていいよ。その親父が拳銃を奪おうとして揉み合いになったって証言してあげるから。」

私の思いは届かなかったようで、警官は粘り強く説得を続けたところ、馬鹿ファミリーはその場を立ち去りました。どうせ他の所で車道に出るのでしょうが。

警察も大変だよな、あんな馬鹿に優しく話をしないといけないなんて、と同情しました。

二つ目の事件。私の近く(もちろん歩道)に陣取っていたお爺さんが主役です。

その爺は結構いいミノルタの一眼レフ(もちろんフィルム)で写真を取ろうとしていたのですが、フィルムの入れ方が覚束ないようでした。裏ぶたを開けてフィルムを入れようとしても入らず、パトローネ(フィルムを収めている缶みたいな入れ物)を落としたはずみにフィルムがパトローネから出てしまいました。

新しいフィルムを出して装填しようとしてもなかなか入らず、見るに見かねた隣の青年がカメラを覗き込んで、

「上下逆にしたら入るんじゃないですか?」

と、助け船を出しました。でも爺は、

「いや、これでいいんですよ。」

きっぱり断言したので、青年は

「そうですか。」

と一旦引きました。

爺はあーでもないこーでもないという感じでフィルムをいじくりまわして、またパトローネからフィルムが出てしまいました。新しいフィルムを出して・・・D.C.

さっきの青年がいたたまれずにアドバイスをしても、いや違う云々と一向にフィルムの装填が進みません。その間にも山鉾はどんどん進んでいます。見ている私のほうがイライラします。

「ジジイ!彼にフィルム入れてもらえや。写真撮れずに祭り終わるぞ!」

この思いも届かず、辻回しなどの見どころも写真に収められることはなく、爺は交差点にフィルムを入れに行っただけ(しかも入らない)という贅沢な旅になりました。

この2つの事件のおかげで、私も一体何をしに行ったんだか分からなくなりました。。。

Kind Regards,

ブリュレ

2014年7月12日 (土)

W大学の怪~番外編

高校1年生の時に2度も知らないおばさんに息子のW大学を自慢された私もいい歳になった。

ある日、妻が外出先から帰ってきて、話をした。

妻: 「今日ね、駅まで歩く時に、道に迷ったおばあさんがいたの。」

妻: 「駅まで行きたいと言うから一緒に行くことにしたんだ。」

妻: 「途中でなぜか息子さんの話になってね、息子自慢が始まったの。」

妻: 「大学とか仕事とか・・・」

私: 「大学って、もちろんW大学だよな???」

妻: 「そう来るかと思って聞いていたら、T大学(国立)だった。」

私: 「なんだよ、駄目じゃ~ん!W大学じゃないと~!」

何が駄目なのか、自分で言っていて分からない。

この話こそ、W大学とはまったく関係がないのに、家ではW大学で盛り上がってしまった。

W大学恐るべし。。。

Kind Regards,

ブリュレ

W大学の怪~その2

これも高校1年生のとき、学校帰りにクラスメート2人と電車を待っていたところ、知らないおばさん(以下、婆)が私に声をかけてきた。

婆: 「学生さんですか?」

私: 「はい。」

私: (独白)「学生服着ているから、どう見ても学生だよな・・・」

クラスメート二人はおばさんに捕まった私を見て、離れたところでゲラゲラ腹を抱えている。

婆: 「S(宗教団体)に入っていますか?」

私: 「いえ、入っていません。」

私: (独白)「いきなり何やねん?!」

婆: 「Sはご利益ありますよ。」

婆: 「うちの息子はW大学に行っているのですが、」

私: (独白)「また、W大学か!」

婆: 「大きな事故を何度も起して、その度に奇跡的に助かったんです。」

私: (独白)「大きな事故を何度も?ご利益じゃなくて、罰だな。」

婆: 「もしよろしかったらどうぞ。」

私: 「はい。どうも。」

おばさんが離れていくと、クラスメートは笑いながら近寄ってきて、「何おばさんに捕まってんだよ!」などとからかわれて、私はこの話の内容を伝えた。

まあ、宗教の勧誘ということだろうが、W大学は話の内容と一切関係ないのに名前が出てきた。

W大学恐るべし。。。

Kind Regards,

ブリュレ

W大学の怪~その1

高校1年生のある日、母と弟と電車に乗っていた。

隣の席に座っていた知らないおばさんが母に話しかけた。

「おたくは男の子お二人ですか?」

母は答えた。

「はい。女の子もほしかったんですけどね。」

するとおばさんは、

「いえ。やっぱり男の子です。男の子がいいですよ。うちも男の子二人なんです。」

「上の子はT大学付属高校(私立)に通っていたんですが、どうしてもT大学ではなくてW大学(私立)に行きたいと言って、先生たちも協力してくれて、一浪してW大学に合格したんです。」

「下の子はS高校(私立)に通っていて、上の子は下の子のこともよく面倒を見るんですよ。」

「おたくは都立ですか?」

私は話の流れを考えて、

「はい。都立です。」

と、簡潔に答えた。

「そうですか。それでは失礼します。」

と、おばさんは駅で降りて行った。

そのおばさんの中では「公立 < 私立」で、W大学も自慢したくて仕方なかったのだろう。

確かに、T大学付属からW大学は二階級特進みたいな感じなので、本人は頑張ったのだろうし、合格して嬉しいだろうが、見ず知らずの人間を捕まえてまで母親が自慢するとは・・・

W大学恐るべし。。。

Kind Regards,

ブリュレ

2014年7月11日 (金)

多摩川で見たもの

私は一人、多摩川で釣りをしていた。

テトラポッドの上に立って川を見ていたところ、足元に何かが流れてきたのが視界に入った。

それに目をやると、

黒い人の頭!!

驚いて声も出ず、心臓がバクッ!と音を立てたように感じた。

落ち着いて見直すと、それは全身が苔まみれになっているマネキンだった。

苔が何とも言えないリアルな質感を出していて、服を着せたマネキンよりも人間らしさというか、生命感(死体は生きていないが)を強く感じた。

どんなゴミも川に捨ててはいけないが、マネキンは絶対に駄目。怖過ぎる。

Kind Regards,

ブリュレ

2014年7月10日 (木)

妻と二人で深夜ドライブをしていた。

山梨県の河口湖と一宮の間を走っていた時、妻は静かだった。夜遅いので寝てしまったのだろうと思い、気にせず運転を続けた。無事に家に着いた。

後で妻から聞いたのは、その時に怖くて声も出せなかったということ。

車の後部座席で女性がすすり泣く声がずっと聞こえていたらしい。。。

Kind Regards,

ブリュレ

2014年7月 9日 (水)

山中にて

私は山の頂上付近にいた。

その山では以前、一人で山歩きをしていた女子大生が殺されるという事件があった。着衣は乱れていて乱暴目的とも思われたが、実際には山に住み着いているホームレスが金銭目的で襲ったのであった。同じ年頃の人が身近な場所で無残な死を迎えたことが心苦しかった。

下り始めると、向こうから一人の男が登ってきた。上半身は裸で下はジャージ。荷物は何も持っていない。周りには誰もおらず、先の事件のこともあるので警戒して歩を緩めた。

男と真横ですれ違った瞬間、私の耳元でその男は言葉を発した。

「こんにちは。」

挨拶をするなら、もっと早くしてほしい。心臓に悪い。。。

Kind Regards,

ブリュレ

2014年7月 8日 (火)

銭湯にて

学生時代に銭湯に行った時の話。

夕方に銭湯が開いた直後に私は入ったため、先客はなし。頭も体も洗ってから一人湯船の片隅で温まっていました。

すると、80歳くらいでしょうか、かなり高齢の人が覚束ない足取りで入ってきました。その人は体を流すようなこともなく、そのまま湯船に入ってきます。まあ、老人だから仕方ないか、と思いましたが、なぜかその人は私にぴったりと寄り添いました。湯船はそれなりに広さがあるにも関わらず、肌が触れるくらい近くに座りました。気分が悪い。

そして・・・

湯船の中でタオルで体をこすり始めました。「あぁ~っ。」などと声を出して、本人は気持良さそうですが、私は気持ち悪いこと、この上ない。

さらに・・・

口が異様に臭い。これまで嗅いだことのないような異臭です。

もう駄目です。湯船を後にしました。

その夜、私は歯をがたがたと打ち鳴らすほどの寒気に襲われ、翌日は学校を休みました。単なる湯冷めか、老人に病気をうつされたのか、それとも・・・

それ以来、私は銭湯などをできるだけ避けるようになりました。温泉に行くときには露天風呂付きの部屋に泊ることが多い一番の理由は、この体験があったからです。

Kind Regards,

ブリュレ

2014年7月 7日 (月)

泣坂

散歩がてらJR横浜線長津田駅から十日市場駅のほうへ歩きました。

横浜市営住宅「上の原グリーンハイツ」の南側に公園がありました。眺めはいいです。

Mochizuka_3

住宅に囲まれたこの場所に、なぜか供養塔が建てられていました。

Mochizuka_1

Mochizuka_2

「餅塚」という文字があるので、ネットで調べたところ、ここは鎌倉時代に処刑場があったところだそうな。。。

ここから十日市場駅のほうへ少し行ったところに「泣坂(なきざか)」という坂があります。処刑場に連れてこられた人がそのすぐ手前の坂で泣いたことから名が付いたとか。。。

泣坂にはところどころに小石が積み上げてありました。それも供養のためなのでしょうか。

実は、泣坂を歩いている途中で強い吐き気を催しました。もしや、霊障?!

いえ、前日飲みすぎたことによる胃もたれです m(_ _)m

Kind Regards,

ブリュレ

2014年7月 6日 (日)

知らない街

冬の昼時、私は関西のある大都市を歩いていた。

知らない街を歩いてみたい、と思い、どこに通じるとも分からない細い道に折れ入った。

車がほとんど通らない狭い路地にはあまり裕福ではなさそうな家々が立ち並び、その一軒の物干し台に中年の女性がいた。私はその女性をちらっと見ただけだが、その女性は私をずっと目で追ってきた。少し違和感を覚えたが、そのまま歩を進めた。

喫茶店らしきお店。入口のドアが開いていたので通りすがりに店内を一瞥したところ、店内の人々がじろっと私を見た。私に背を向けて座っている人まで振り返って私を見た。一瞬背筋が寒くなったが、さらに歩き続けた。

道路傍に作業服を着た若い男性が座ってお弁当を食べていた。その人も私を目で追った。一体何がどうなっているのか、不安が募った。

さらに進むと、建てられたばかりのような綺麗な保育園があった。その向かいには今にも崩れそうなバラック。細長い板を張り合わせただけの壁は隙間だらけで家の中が丸見えで、建物全体も傾いていた。電気が付いていたので人が住んでいるのであろう。

車の往来がある少し広い道に出た。老人がゆっくりと自転車を漕いでいた。車道を走っていたため、車からクラクションを何度も鳴らされたが、老人は自転車を漕ぎ続けた。一人でニタニタと笑いながら。。。

歩道の向こうから手押し車を押した老婆が一人、歩いてこちらに近付いてきた。

「ヒッーヒッヒッ」

と奇声を発しながら。。。

「もう限界だ・・・」

と、思ったところで、知っている大通りが見えてきた。

やっと終わった。

Kind Regards,

ブリュレ

2014年7月 5日 (土)

レタスババァ

神奈川県内の某百貨店の地下食品売り場。買い物をしていると不審な女性を見かけた。

洗わずに食べられるカットされたレタスのパックが置いてあるコーナーでその女性はレタスを手に取った。じっとレタスを見ている。そのレタスを棚に戻し、別のレタスを手にし、じっと見つめる・・・

それを繰り返し、10袋以上はあるレタスパックを奥にあるものも引っ張り出しては見つめて戻していった。それも親の敵でも見るような険しい形相で。

そして・・・

どれも買わずにその場を立ち去った。

散らかったレタスパックをきれいに並べ直した店員の表情は疲れ切っていた。

レタスババァ。行動は奇怪であったが、その一部始終を凝視していた私も他の人の目には奇異に映ったかもしれない。。。

Kind Regards,

ブリュレ

2014年7月 4日 (金)

いいんだよババァ

夏なので、これまでに体験した怖い話、不可思議な出来事、科学では解明できないことなどをぼちぼち綴っていこうと思う。

いいんだよババァ・・・一度しか目にしたことはないが強く記憶に残っている。

ある日、横浜某所のスーパーマーケットに車で行き、右折で駐車場に入ろうとしたところ、母親、10歳くらいの女の子、5歳くらいの男の子の3人が歩道を歩いてきたので車を止めて待った。すると、女の子が足早に私の車の前を渡り、母親に向かって言った。

「お母さん、早く、早く。車が待っているよ!」

私を長く待たせないように気を遣う、とてもいい子だ。

母親は答えた。

「いいんだよ。」

男の子とだらだらと歩いている。

邪気が女の子に憑依する前に母親が退治されることを願わずにはいられない。

Kind Regards,

ブリュレ

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