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2014年7月 8日 (火)

銭湯にて

学生時代に銭湯に行った時の話。

夕方に銭湯が開いた直後に私は入ったため、先客はなし。頭も体も洗ってから一人湯船の片隅で温まっていました。

すると、80歳くらいでしょうか、かなり高齢の人が覚束ない足取りで入ってきました。その人は体を流すようなこともなく、そのまま湯船に入ってきます。まあ、老人だから仕方ないか、と思いましたが、なぜかその人は私にぴったりと寄り添いました。湯船はそれなりに広さがあるにも関わらず、肌が触れるくらい近くに座りました。気分が悪い。

そして・・・

湯船の中でタオルで体をこすり始めました。「あぁ~っ。」などと声を出して、本人は気持良さそうですが、私は気持ち悪いこと、この上ない。

さらに・・・

口が異様に臭い。これまで嗅いだことのないような異臭です。

もう駄目です。湯船を後にしました。

その夜、私は歯をがたがたと打ち鳴らすほどの寒気に襲われ、翌日は学校を休みました。単なる湯冷めか、老人に病気をうつされたのか、それとも・・・

それ以来、私は銭湯などをできるだけ避けるようになりました。温泉に行くときには露天風呂付きの部屋に泊ることが多い一番の理由は、この体験があったからです。

Kind Regards,

ブリュレ

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