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2016年6月

2016年6月25日 (土)

洗濯洗剤の選択について

洗濯洗剤には余計な(?)添加物がいろいろ入っているので、選択が煩わしいと思う方もおられることでしょう。例えば、白物と色柄物を一緒に洗うので蛍光剤はないほうがいいとか、逆に別々に洗うので蛍光剤の入っているものと入っていないものを使い分けたいとか、漂白剤は必要に応じて別に入れるので洗剤には入っていないほうがいいとか・・・

それで、市販の洗濯洗剤(花王とライオンだけですが)を蛍光剤と漂白剤の有無で分類して、ついでに液性(酸性、中性、アルカリ性)も分かるようにしました。

Photo

それにしても、一つのメーカーで同じような商品がいくつもあるのは何でですかね?汚れ落ちとかがそんなに違うものなのか疑問です。

さて、漂白剤を別に入れる場合の考慮点です。

先の記事「過炭酸ナトリウムについて(理論編)」
http://ermite.cocolog-nifty.com/blog/2016/06/post-2e26.html

でも書きましたが、酸素系漂白剤の有効成分は過酸化水素です。ただし、過酸化水素自体に漂白作用があるというより、過酸化水素が分解して水と酸素になる際に漂白作用が現れるという原理です。この分解はアルカリ性の下でのほうが進行しやすいです。

粉末の漂白剤は過炭酸ナトリウムが主原料で、これは水に溶かせばアルカリ性になるので洗剤が中性でも効果は出やすいですが、液体漂白剤は酸性なので漂白効果を高めるにはアルカリ性の洗剤と合わせるほうが良いでしょう。

逆に漂白効果が高いと生地を痛めやすくなるとも言えるので、そのような場合は中性洗剤+液体漂白剤というほうがいいかもしれません。

洗剤自体もアルカリ性のほうが一般的には汚れ落ちがいいので、

結論:
がっつり洗いたい -> アルカリ性洗剤+粉末漂白剤
やさしく洗いたい -> 中性(もしくは酸性)洗剤+液体漂白剤

でしょうか。

Kind Regards,
ブリュレ

2016年6月24日 (金)

過炭酸ナトリウムについて(理論編)

掃除に使える薬品として重曹、炭酸ナトリウム、セスキ炭酸ソーダがどこも似たり寄ったりのバラエティー情報番組で取り上げられたりしていますね。簡単にまとめておきましょう。

まず、「ナトリウム」と「ソーダ」は同じものです。それなので、

炭酸ナトリウム=炭酸ソーダ
セスキ炭酸ソーダ=セスキ炭酸ナトリウム

のようになります。ナトリウムはドイツ語、ソーダは英語由来ですが、理学系ではナトリウム、工業系ではソーダを使っていることが多いように感じます。以下では基本的にナトリウムで統一しておきます。ソーダのほうが好きな方は読み換えてください。

重曹は重炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウムとも呼ばれます。重炭酸ソーダを略して重曹です。化学式は以下のとおりです。

NaHCO3

炭酸ナトリウムの化学式は、

Na2CO3

セスキ炭酸ナトリウムは、

NaHCO3・Na2CO3

このようにセスキ炭酸ナトリウムは炭酸水素ナトリウム(重曹)と炭酸ナトリウムがくっついたものです。

いずれも水に溶かすとアルカリ性を示し、アルカリの強さは

炭酸水素ナトリウム(重曹)<セスキ炭酸ナトリウム<炭酸ナトリウム

となります。いずれの水溶液も同じ種類のイオンが異なる割合で存在しているものなので、性質的には似た者同士になります。強い洗浄効果が欲しい場合はアルカリの強い炭酸ナトリウム、少しマイルドなほうが良ければセスキ炭酸ナトリウムか重曹、みたいな使い分けでいいかと思います。入浴剤として使用する場合、重曹に比べてセスキ炭酸ナトリウムや炭酸ナトリウムはアルカリが強くなり肌荒れしやすくなるため、量に注意すると良いでしょう。

それでは表題の「過炭酸ナトリウム」に話を移します。

名前が似ているので同じようなものと思われるかもしれません。同じようなものとも言えますが、全く違う面があります。過炭酸ナトリウムの化学式は、

2Na2CO3・3H2O2

化学式の前半のNa2CO3は先述の炭酸ナトリウムですが、後半のH2O2は過酸化水素です。過酸化水素は殺菌に用いられるオキシドールの成分で、酸素系漂白剤としても利用されています。

炭酸ナトリウムは洗浄作用があり、過酸化水素は漂白・殺菌作用があるので、過炭酸ナトリウムは漂白剤入りの洗剤と考えることができます。

先に挙げた炭酸水素ナトリウム(重曹)、セスキ炭酸ナトリウム、炭酸ナトリウムは洗剤としても、使用量に注意すれば入浴剤としても使えますが、間違っても過炭酸ナトリウムを入浴剤として使ってはいけません。

過炭酸ナトリウムがもうすぐ大量に入荷する予定ですが、使用効果を「実践編」で書けるかどうかは未定です。

Kind Regards,

ブリュレ

2016年6月23日 (木)

梅雨時の洗濯

梅雨に入って雨降りの日が多くなってきました。水不足解消には必要な雨ですが、鬱陶しいですね。

さて、梅雨時は洗濯物を部屋干しにすることが多くなると思います。

我が家では天気にかかわらず常に部屋干しですが、部屋干しにしたときに気になるのが柔軟剤の香りです。大量に部屋干しすると家中が柔軟剤の香りに包まれてしまいます。私はあまり好きではありません。この柔軟剤の香料。

それで無香料の柔軟剤を探してみるとそれほど選択肢が多くないようで、試しに買ってみたのが「ベビーファーファ」。ついでに「おまかせドライ」も。

Fafa

「赤ちゃんの汗をすっと吸収」と言われても、うちに赤ちゃんはいないので意味不明ですが、パッケージもかわいいのでいいでしょう。

で、早速このベビーファーファを使って洗濯してみましたが、確かにいかにも柔軟剤、って感じの香りがありません。天然ベルガモット精油配合と書かれているとおり、まったくの無臭ではありませんが、気になるほどの香りはしません。また、タオルなども柔らかく仕上がっているようです。良さげです。

近日中には酸素系漂白剤として利用できる「過炭酸ナトリウム」も大量に入荷する予定です。雨で外遊びが億劫なので、洗濯で少し遊んでみようかと思います。

Kind Regards,

ブリュレ

2016年6月21日 (火)

南アフリカのクレジットカード不正利用の件

NHKの「クローズアップ現代+」で南アフリカのクレジットカードが日本のATMでキャッシングされたという事件が取り上げられました。

この件については他の報道も良く分からないというか誤解を招く内容が多いように思いますので、私として思うところを少々書いてみます。

[被害者]
クロ現も含めて、日本が被害に遭ったというように聞こえる報道がなされていますが、本件の被害者は南アフリカの銀行になるはずです。理論的には日本のATM管理者(セブン銀行など)や南アフリカのカード会員の責任になる可能性もゼロではないかもしれませんが、大量にカード情報が流出していること、セブン銀行は不正を検知して対応していることを考えると、流出元と考えられる南アフリカの銀行が全責任を負うことになるのが自然です。その辺りの説明が足らず、変に日本のリスクを煽っているように感じます。

[犯罪者]
クロ現では、いくつかの可能性が考えられるが、今回はハッキングだと言っていました。南アフリカの銀行内部の人間の関与が否定できる理由はないと思いますが。また、常時組織化されている犯罪組織ではなく、一時的に組織されたものとの考えを示されていましたが、一時的に大量の人間に計画を伝えて参加を募るのは犯行計画がばれるリスクが高いです。普段からそれなりに協働している組織なのでは?と思いますが。

[日本の環境]
クロ現では、日本にはコンビニなど多数のATMがあって便利なので狙われるという話でした。確かに何件もハシゴしてATMからお金を引き出すには便利でしょうが、日本のATMシステム自体が他国に比べてセキュリティーに弱いというわけではないです。この南アフリカのカードの不正利用は日本以外でもできたと思われます。

[対策]
日本のクレジットカードも同じように被害に遭う可能性はあります。ですが、クロ現で示された対策として、カード会員が磁気カードをICカードに切り替えることを勧めていました。これはこれで疑問です。確かに磁気カードよりはICカードのほうが安全と考えられていますが、現在発行されているクレジットカードはほぼICカードです。でもICで決済できるお店は限られているため、磁気ストライプも付いています。結局、磁気ストライプは残っているわけですから、それで決済できる環境がある限り、磁気ストライプを使った不正は続けられるわけです。カード会員がどうにかできる問題ではありません。

なんだか本質的なところは何も見えない番組、というのが私の感想です。危機感を煽ってビジネスにつなげる、とかいう企画だったのでしょうか?

Kind Regards,
ブリュレ

2016年6月11日 (土)

まだ生きています。

前略、

このところブログの記事を書いていませんが、まだ生きています。書くネタがないだけです。

草々

追伸、

ネロ: パトラッシュ、疲れたろ。僕も疲れたんだ。なんだかとっても、眠いんだ。
アロア: 寝ろ!

野々村: マスゾエ、使ったろ。僕も使ったんだ。なんだかとっても、せこいんだ。
アロア: 辞めろ!

Kind Regards,
ブリュレ

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