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2017年8月16日 (水)

泊食分離なんて役人が考えることじゃないだろう

気になる、というか、何考えてんだよ、というニュースを見付けました。

旅館業界「泊食分離」導入を=長期滞在客対応、モデル地区指定へ-観光庁

https://www.jiji.com/jc/article?k=2017081600733&g=eco

(時事通信)

この記事を簡単にまとめると、

A) 旅館の稼働率はホテルの半分程度で低迷

そして、

B) 旅行者の多様化で「1泊2食付き」は敬遠されがちで、それが旅館の稼働率低下の一因

なので、

C) 泊食分離で稼働率アップを狙える

ということになると思います。

思い付くことを挙げていきます。

A)の稼働率に関するデータは仮に正しいとして、あくまでも「平均」です。旅館ごとの差はかなり大きいです。実際、私が好んで行く旅館は週末はもちろん、平日でも予約が取れない日が結構あります。稼働率が低くて困っている旅館は自分で対策を考える余地がたくさんあるでしょう。

また、稼働率だけで旅館はホテルより経営がうまく行っていないと言えるのでしょうか?旅館は食事も含めて客単価が高いので、低い稼働率でもやりくりできているのに対し、ホテルは稼働率に依存しているので現状の数字になっている可能性はないのでしょうか?稼働率40%の旅館と70%のホテル、どっちが厳しいとは一概に言えないと思います。

それに、旅館の稼働率が低いのが問題だと思っているのなら、なぜさらに稼働率を下げさせる民泊を認めるのでしょうか?

B)については1泊2食付きが稼働率低下の「一因」と言っているので間違いではないでしょう。素泊まりを求める人もいるにはいるはずなので。でも、大きな要因なのかどうかは疑問です。私は旅館には1泊2食付きで泊まりますし、旅館でゆっくり食事と温泉を楽しむ人が少数派とは思えません。料理が不味い旅館があれば別の旅館を選べばいいですし。

C)で仮に稼働率アップができたとして、先に述べたように食事で利益が出ていた旅館は素泊まり客の増加で利益は減少する可能性がかなりあると思います。旅館で食事をせずにコンビニやファーストフードなどで済ませる客が増えて、地域の利益も減るのではないでしょうか?料理人の職も不安定になることでしょう。

挙げるときりがないのでこのくらいにしておきますが、概して役所より民間のほうがビジネス能力は高いので、役所は余計なことをせず、民間に任せておけばよろしい。それとも、この企画は特定の民間企業にそそのかされて、そこにコンサル料とかを払って進めているのかな?税金の無駄遣いの能力だけは優秀ですからね。お役人さんは。

Kind Regards,

ブリュレ

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